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レポート
2022.6.17

井川丹作品 制作リサーチその2 〜坂本小九郎先生へのヒアリング〜

6月17日(金)坂本小九郎先生へのヒアリング、盛岡。

八戸における教育版画の指導者である坂本小九郎先生が、自身の作品を出品する展覧会の開催が盛岡であるということで、それに合わせ、作品のリサーチとして、お話を伺いに尋ねることとなりました。先日八戸に訪れた町田市立国際版画美術館の調査チームとの合同ヒアリングです。

まずは、テレビ岩手のロビーで開催中の「彩虹社・第50回春の小品展」で、出品されている坂本先生の絵を拝見。その絵は、八戸市の鮫の漁港を先生自身が幼い頃の息子さんと散歩している風景を描いた油絵でしたが、雲が龍として表現されるなど(そのきっかけは息子さんの言葉とのこと)教育版画作品とも通じるファンタジー性が感じられました。また、思い出して描いたというその風景は、今の蕪島の風景を写生して描いたかのようでした。

絵を拝見したあと、近くの喫茶店でお話を伺います。八戸に赴任したきっかけやその当時のこと、生徒たちとの創作活動の様子、交友関係、個人個人の生きざまや眼差しを大事にしていたことなど、4時間ほどかけて、濃密なお話を伺いました。

虹の上をとぶ船総集編Ⅱ

八戸市立湊中学校養護学級生徒《虹の上をとぶ船総集編Ⅱ》1976

 

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