タノミマスは、作品《タノニマス》の準備や運営などのサポートを行うアートファーマープロジェクトです。
八戸市美術館では、美術館の活動に主体的に関わる人々を、アートでコミュニティを耕して育む「アートファーマー」と呼んでいます。
「タノニマスを頼みます!」で、「タノミマス」。
このプロジェクト名を思いついたのはタノタイガさん!
まずは自己紹介からスタート。
今までアートファーマーとして関わってきた方や、偶然告知を見て応募してくれた方、先生、学生など、初回は15名が参加してくれました。
タノタイガさんからは、作品の紹介やみんなに頼みたいこと、注意点などの説明がありました。
みんなに作品のイメージをつかんでもらうため、過去に展示されたお面を用意。
カラフルで凝った装飾のお面に興味津々で、使用した材料やお面の製造に関する質問も出ていました。
後半はお面の穴あけとゴム通し作業を行いました。
お面はレザーパンチという工具を使って穴をあけます。これが非常に力のいる作業なのですが、穴の位置がずれないよう注意を払わなければならず、慣れるまではとても大変です。
穴をあけた後はゴムを通していきます。最初はタノタイガさんと一緒に。徐々に慣れてきて、おしゃべりをしながらサクサクと作業は進みました。
この日は約500個のお面の準備が終わりました。
残り5,500個…!
次回は2月。
展覧会会期中のワークショップのサポートでは来館者と作品について話す機会があるはず。
次回は美術館の作品を活用して、対話しながら作品鑑賞をする予定です。
そしてお面の準備作業も引き続きタノミマス!